女性一人で人形を操る伝統芸能「乙女文楽」を知ってもらおうと、井田を拠点に活動する人形劇団「ひとみ座」が7月8日、今年開校したばかりの小杉小学校を訪れ、出張講座「学校交流ワークショップ」を行った。
乙女文楽の紹介や実演などが行われる中、参加した5・6年生の児童が所作の体験や人形の操りなどに挑戦した。児童たちは「人形が重くて大変だったけど面白かった」「タイミングを合わせるのが難しかった」と感想を話した。同団の塚田千恵美代表は「皆さん集中していて飲込みも早かった。新しく来た住民にも、地域の伝統文化を知ってほしい」と話していた。
「乙女文楽」教室受講生を募集
ひとみ座は、乙女文楽を学びたい小学校高学年から高校生までの男女を対象とした教室を7月25日(木)から8月25日(日)までの期間中に開催する。現在、受講生を募集している。会場はひとみ座スタジオ(井田)、参加無料(事前申込制)。
初級クラス(先着10人)と上級クラス(同教室3年目以上の参加者)に分かれ10日間の間に基礎や表現力を学び、8月25日にひとみ座スタジオで練習の成果を発表する公演会を行う。演目は「二人三番叟」「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」。午後1時半開演(1時開場)。
日程や詳細に関する問合せ・申込みは(公財)現代人形劇センター【電話】044・777・2228。
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