市政レポートNo.115 JR南武線武蔵小杉駅へのホームドア設置がついに決定!! みらい川崎市議会議員団 おしもとよしじ
昨年7月に掲載した市政レポートNo.102などでも報告しましたが、当時、区内選出の市議会議員を代表する“世話人役”として区の当年度予算に対する要望書をとりまとめ市長への説明・提出を行い、特に、朝夕のラッシュ時における武蔵小杉駅の混雑緩和並びに利用者の安全対策については、喫緊の課題として超党派で解決に向けた取り組みを要望し、議会質疑においても対策への補助制度の活用・拡充やJR東日本との協議促進を提言、その早期実現を促して参りました。
その後、この間、対策の一環として南武線ホームの一部拡幅や横須賀線新南改札口への臨時改札及び上りエスカレーター新設が実施された他、昨年7月には、横須賀線ホーム隣接敷地への“下り専用ホーム”の新設や綱島街道上丸子跨線橋下を新たな駅外アクセスルートとした“新規改札口の設置”、また、新丸子方面からこの新設ルートにアクセスが可能とする“歩道橋整備”の計画も発表されました。
そして、設置を求めてきた表題のホームドアについては、南武線は2025年度末、横須賀線は2032年度末までに整備する方針でしたが、この程、南武線武蔵小杉駅への来年度の製作着手、2022年3月の設置完了(予定)とするスケジュールが発表されるとともに、1日の乗降客数が10万人以上の川崎・武蔵溝ノ口・登戸駅にも可能な限り早期設置を目指すとした基本的な方向性が本市とJR東日本の間で確認された所です。
本年11月30日(予定)には、横須賀線ホームにおいて、JRと相鉄との相互直通運転も始まり、利便性と沿線価値の更なる向上が期待される一方で、利用者や駅周辺地域における安心・安全の取り組みは不可欠であることから、前述した混雑緩和・安全対策の議論に加え、先の定例会では、“駅周辺地域エリア防災計画の見直し”も提案するなど俯瞰的な視点で市の姿勢を質しました。これらの計画や対策が順調に進捗し、1日でも早い実現が図られるよう引き続き取組みを促して参ります。
市議・押本吉司
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4月12日