40の市民スポーツ団体などが加盟する(公財)川崎市スポーツ協会の会長に就任した 中山 紳一さん 北谷町在住 58歳
スポーツの情熱を市民に
○…市民が参加するスポーツ大会の主催、競技指導者の育成講習会などを行うスポーツ協会の会長に抜擢。「突然の話で驚いた。川崎ゆかりのアスリート支援、フロンターレやブレイブサンダースの活躍を後押しし、スポーツのまちかわさきの旗振り役になれれば」と意気込む。2年前から務める川崎商工会議所の副会頭との兼任。「川崎市と連携するチームを筆頭に、スポーツを盛り上げることで川崎に人を呼び込み、商店街の活性化につなげていきたい」
○…大学卒業後、NECに入社。一昨年まで千葉県内の事業所に勤務していた3年間、社会人ラグビー部『グリーンロケッツ』の部長を務めた。「事業所の責任者が部長になる決まりで。最初はルールもポジションも分からなかった」と苦笑する。それでも、競技場で社員が自社のチームを熱心に応援している姿に感動。「心を動かし、夢中にしてくれるスポーツの素晴らしさを体感した。ラグビーを通して仲間が増えたり、貴重な期間でしたね」
○…父親の転勤で、小中学校で7回転校を経験。「幼い頃から前向きな性格だったので苦ではなかった。それもあってか、会社の異動でも、新天地で新たな出会いがあると思うと楽しい」。26歳で結婚後、二人の娘を育て上げた。現在は、時間があれば夫婦で旅行やコンサートにでかけ、気分転換も忘れない。
○…今年はラグビーW杯、来年は東京2020大会が行われる。「オリパラでは川崎が英国代表チームの事前キャンプ地になっている。交流の機会を創出したい」。川崎市民の活躍にも期待を寄せる。「オリパラに触れることでスポーツに挑戦したり、選手を支えたりするなど様々な形で携わる人が増えたら。市民一人ひとりがスポーツを楽しむ街にしていきたい」
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4月19日
4月12日