地元の経営者らが社会奉仕活動に取り組む、川崎中ロータリークラブ(萩原ひとみ会長)は8月27日、高津区にある児童学習支援施設「教育活動総合サポートセンター」へ自動体外式除細動器(AED)を寄贈した。
同施設には現在、不登校の児童・生徒ら約80人が登録。また、指導員の高齢化も進む一方で、施設の運営費は寄付金で賄われているためAEDが購入できずにいたという。同センターの前田博明理事長は「寄贈いただき大変有難い。施設は駅から遠く住宅街に位置しているので、利用者だけでなく周辺住民の方にも周知し有効に活用したい」と謝意を示した。
この日式典に参加した指導員らは、業者の講習を受けAEDを実際に体験=写真下。初めてAEDに触れたという男性の指導員は「心臓マッサージのテンポが思ったよりも速くて大変。人命救助には一人ではなく複数で協力することが不可欠」と感想を述べた。
萩原会長は「同施設とはこれまでにも交流はあったが、今回ご希望の品を寄贈できて良かった」と話した。
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