市政レポートVol.5 次期議会へ向けて・武蔵小杉駅横須賀線口の喫煙所改修 川崎市議会議員 吉沢 直美
◆次期議会へ向けて
記録的豪雨をもたらした台風19号の上陸から1か月以上経ちます。繰り返す豪雨は、大水害がもはや想定外ではないことを突き付けました。
先ずは、普通の生活を一刻も早く取り戻すことが第一優先ですが、これからは現状復旧ではなく改良復旧を行っていかなければなりません。科学技術の進歩に伴いAI等を使うなど、技術を駆使した様々な対応が必要です。また、山王地区浸水対策案である排水区のバイパスは、現計画では完成が令和5年度になっています。しかし、何時やって来るか分からない災害に対し、スピーディーに対応しなければなりません。整備を、短期・中期・長期に分け実施する必要があります。
そして、防災の基本である、自助→共助→公助の意識醸成がとても重要です。先ず、自らの身の安全は自ら守り、次に地域での相互の助け合いになります。日頃から地域との繋がりを大切にしなければなりません。
11月25日から定例会が開催される予定ですが、本市の検証結果を踏まえて、住民の声を議会にしっかり届けて参ります。また、弁護士会、司法書士会では電話による無料相談(被災者ホットダイヤル)を実施しています。お困りのことがありましたらお気軽にご相談してみて下さい。
神奈川県弁護士会 【電話】045・211・7711
神奈川県司法書士会【電話】045・641・2355
◆武蔵小杉横須賀線口の喫煙所改修
はみ出し喫煙などで多くの苦情が寄せられている武蔵小杉駅横須賀線口にある喫煙所ですが、この度改修されることになりました。
現行のスペースが狭いため、喫煙所の周りに喫煙者が溢れ、煙がモクモクと周辺一帯に流れていく…という状況が現在も続いています。こうした状況を改善する為、現行のスペースを拡充するとともに、川崎市として初めて厚生労働省から示された「屋外における分煙施設の技術的留意事項」を踏まえた、高さ2・5mのパーテーションを四方に設置する、煙の拡散軽減に配慮した喫煙所に改修されます。
2020年オリ・パラを控え、国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関(WHO)も「たばこのない五輪」を推進しています。喫煙所の環境の改善は、利用者のマナー向上にも繋がります。望まない受動喫煙の防止を図るため、健康への影響が大きい子どもや患者の方に特に配慮し、より一層の健康リスクの低減を実現する社会へ向けた整備を進めて参ります。
工事開始日 令和元年12月2日(月)予定
供用開始日 令和元年12月24日(火)予定
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4月26日
4月19日