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(株)日本エレクトライク 代表取締役 松波登さん 財布にも環境にも優しい新型「ミニカー」誕生
中原区上小田中にあるベンチャー企業で、日本で第16社目の自動車メーカー「日本エレクトライク」が、環境に優しい新型車両の販売を始めた。前輪2本、後輪1本の電気三輪ミニカー「スイング・スポーツ」だ。静粛性の高い安定した快適な走りが特徴で、最高時速は60キロ。家庭用コンセントで7時間充電すれば、一般市街地で約70キロ走行できる仕様。電気代は1キロあたりに換算するとたったの1円で、CO2排出ゼロという、財布にも環境にも優しい1台だ。車両区分は「ミニカー」のため、普通自動車免許があれば運転可能。そのため道路交通法上、普通車両と同じ通行帯と制限速度で、ヘルメットの着用義務はないが、松波登代表(71)は「安全のために着用してほしい」と付け加える。
この「スイング・スポーツ」は、すでに全国や中原区内の企業や一般家庭からも注文を受けており、今後は宅配用としての販売に向け新型車両の開発も進めるという。
川崎から世界へ―
まさに先見の明。今から20年前に車載カメラやドライブレコーダーなどを製造する会社を起業した松波代表。高校時代に乗った三輪自動車が忘れられず、「現代の技術なら高性能車として復活できるのではないか」と、環境に優しい電気三輪自動車の開発に着手。04年には東海大学との産学連携、06年には川崎起業家オーディションで大賞を受賞。15年には国土交通省から自動車型式認定を受け「自動車メーカー」となった。川崎市から世界へ―。松波代表の夢に終わりはない。
㈱日本エレクトライク
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4月19日
4月12日