市政報告Vol.7 「あんしんNo.1の中原区へ」を目指して 川崎市議会議員 松川正二郎
令和元年最後の第五回定例会を終え、令和二年を迎えました。昨年は台風第19号による被災等、「あんしんNo.1の中原区へ」を旨としております私にとりまして、防災対策や地域のコミュニティのあり方について、大きく考えさせられる一年となりました。
関連しまして、本定例会での質問より幾つかご紹介させて頂きます。
まず、台風第19号関連でありますが、3月を目途に浸水被害の検証を進めるにあたり、学識経験者や国の研究機関等からの助言を受けることとしていますが、それらの選定については公表すること、併せて、検証のとりまとめ過程において、被災者から意見聴取することについての確認を取りました。
次に、深刻な浸水被害地区に隣接する上丸子小学校は、今回、校庭が浸水しました。多摩川の泥水と合流式下水管からの逆流によるものです。校庭は児童が使用する施設ですので、健康被害等に配慮し、10日間ほど使用が見合されました。その後、学校薬剤師からの助言等を受け、土砂の除去、遊具の消毒、土埃飛散防止のためのダスト散布等の措置がとられています。これらの手順は、今回の質問を通じて初めて明らかになりました。
また、第三回定例会でも扱いました「キッズ・ゾーン」について、市宛に、国交省からは保育園や幼稚園の周辺道路の安全点検の要請が、そして、内閣府及び厚労省からは「キッズ・ゾーン」の整備を促す通知がありました。これを受け市内858カ所を対象に点検を行い、174カ所を要対策箇所として、関係機関に向けて対策の要望を行っている状況とのことです。「キッズ・ゾーン」については未だ検討下とのことでしたが、小さな子どもが巻き込まれる痛ましい事故ゼロに向けて、引き続き取り組んで参ります。
本年も、子ども、老後、防災、防犯といった各分野について「あんしんNo.1」に向けて精力的に取り組んで参ります。
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4月19日
4月12日