川崎市の「SDGs未来都市」選定を受け、「平間から世界に広く発信しよう」と、平間小学校(佐川昌広校長)で明日25日(土)、平間SDGsフェスが開催される。市内の小学校では初の試み。同小の児童は市民に理解を深めてもらおうと準備を進めてきた。
同校は「SDGsの視点をもった生活科・総合的な学習の時間」の研究推進校。今月14日、イベント当日にブース出展する4・5年生が準備授業を行った。数人ずつのグループで、当日出展するものを準備。食品の廃棄量を演劇で伝える5年生のグループはリハーサルを行い、それを見た他の児童からは「表を出すタイミングは最初と最後にあったほうがいい」「もっとテンポよくやったほうがいい」などの意見が挙がっていた。
自然環境について知ってもらおうと、木の種類を学ぶすごろくゲームを出展する4年生のグループは「小さい子にも分かりやすく、楽しんでもらえるようすごろくゲームにした」と話していた。
佐川校長は「SDGsは難しいと思われがちだが、環境や防災、人権など今まで学校で取り組んできたものをもう一度見直すこと。子どもたちはひじょうに関心を持ってくれている。地域の方々にも参加いただき、大人にも広める機会になれば」と話す。
地域団体も参加
イベントは午前8時40分から。児童だけでなく、PTAや町会、商店街も参加し、SDGsの視点の授業やブース出展を行う。また、12時半からはトークセッション。俳優の中本賢さん、アフリカ19カ国を巡った小島英久さんらが登壇する。入場無料。問合せは平間小学校【電話】044・511・6528。
SDGsは2015年に国連で採択された、17の持続可能な開発目標。
中原区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|