等々力緑地屋内外プールの設置を求め、中原区町内会連絡協議会(原富雄会長)らが提出した請願の審査が2月13日、川崎市議会まちづくり委員会で行われ、全会一致で採択された=写真。
請願書は、同連合会ら63人が1万2603人の署名と合わせて提出。老朽化などの理由から2015年に廃止されたプールを、市民や子どもが楽しめる屋内外プールとしての復活を求めている。等々力緑地の魅力向上をめざし市が実施した市場調査や民間提案でもプール施設が示されていることから、「需要や効用をふまえたものであり採算的にも成り立つことの表れ」とした。
まちづくり委員からは「民間の創意工夫でパラムーブメントにも対応した施設を」「日差し対策にも考慮しこれからの時代にあったプールを」「市民の理解が得られる税金の使い方を」など前向きな意見が出され、全会派が採択とした。
同会の原会長は「全会一致で署名してくれた人も喜んでくれると思う」と語り、中原区子ども会連合会の小笠原茂春会長は「夏の暑い時期でも親子で遊べるプールの誕生を期待したい」と語った。今後、17日に開会した市議会に諮られる。
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