市立新城小学校(伊東芳男校長)の5年生が18日、国連で採択された世界共通の目標「SDGs」への理解を深めるため、富士通が行っている出前授業に取り組んだ。
児童らは農業が盛んなA国、貴重な資源が豊富にあるが貧しいB国、B国から資源を輸入し工業で成長しているC国の3グループに分かれて議論。▽経済成長を目指す案▽環境問題の解決を目指す案▽A国とC国がB国を支援する案の3つから、自国がどれを優先的に取り組むべきかを考えた。その後、各国の代表が集まり、富士通社員が議長を務める”国際会議”を開催。誰もが豊かな社会をつくるためには、どの案から優先的に取り組めばよいのか議論した。
参加した木下路望(ろみ)さん(11)は「会議はけっこう難しかった。自分たちの事だけ考えてもダメ。協力して、いろんな人の意見を聞くのが大事だなと思った」と話していた。また、菅沼雅翔くん(11)は「ほかの国の事も、自分の国の事も考えるのは大事だなと思った」と話した。
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