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中原区版 公開:2020年4月24日 エリアトップへ

JR武蔵小杉駅の駅長を務める 寺田 幸生さん 小杉町在勤 51歳

公開:2020年4月24日

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人生の路、一途に前へ

 ○…着任前の川崎は「工業都市」のイメージが強かったが、2年半たった今は「働く現役世帯が多い街」という印象に変わった。昨年11月末には相鉄線が乗り入れ、今後も便が良くなる一方、混雑の課題も依然としてある。「いかに安全を確保するか。朝の混雑時は常にそれを意識している。輸送機関である以上、安全確保は譲れない」と力強く語る。

 ○…オフィスワークだった前の職場から、15年ぶりに現場に立つ。武蔵小杉駅は過密なダイヤ、複雑な乗り換え路線に加え、利用客の国際化も進む。複雑化する現場に対し、年長のベテラン社員は減り、若手が多い。「社員はわかりやすく、誤解ない説明と案内ができるよう、かなり気を使っている。そんな若手に、上司としてでなく1人の先輩として、そっと背中を押すような指導をしたい」と微笑む。

 ○…幼い頃から車や飛行機が好きな少年だった。都内から遠方の母の田舎へ行くことが多く、新幹線や在来線を乗り継いだ体験が今の仕事につながる原点だ。学生最後の思い出の旅は、鉄道好きの友人と計画した九州横断旅行。学生限定切符を手に博多から宮崎までを巡った。自身も乗り物は好きだったが「鉄道好きの友人と比べるとまだまだ」と控えめ。就職時には「生活に身近で世の中の役に立っていることが実感できる仕事を」と今の仕事を選んだ。

 ○…休日はドライブで気分転換。300キロ走らせ海を見に行く。「普段と違う景色が見れて、悩み事もちっぽけに感じる」。今も胸にあるのは、新社会人になり現実と理想の間で苦しんでいた時にかけられた父の言葉。「朱に交わっても赤くならず、自分の色を持っておくことも大切だぞ」。客観的な視点を大切に日々邁進していく。

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