市政報告Vol.9 『こどもの安全対策』 川崎市議会議員 松川正二郎
5月5日は「こどもの日」です。私の娘は小学5年に進級しましたが、始業式と登校日の各30分程度登校したのみで、3月4日からは自宅で過ごす家庭学習が続いています。こうした子どもの姿を見ていますと、外出自粛をしっかり守ることで早くこの事態を収束させ、お友達に会わせてあげたい思いと同時に、今後の教育の在り方についても考えさせられる毎日です。
さて、現在は感染拡大の話で持ちきりですが、一年前を振り返れば、子どもが交通事故に巻き込まれ幼い命が奪われる痛ましい事件が続き、「キッズゾーン」の創設等、交通安全対策ということに注目が集まりました。私も小さな子どもを持つ身として、本件については継続的に取り組んで参りました。そこで、去る予算審査特別委員会での質問の一つは、この点について再度採り上げました。未就学児の集団移動経路のうち、本市での危険個所は174箇所ということが一連の事件を受けての緊急安全点検の結果、指摘されました。なかでも、車止めポール等のハードウェアの対策が必要な箇所が85箇所あり、うち78箇所までについては令和元年度中に、残りの7箇所についても、道路全体の安全施設整備に4億7200万円の予算を計上し、本年度の早い段階での対応が完了する予定とのことです。また、保育体制強化事業という名目でも予算が計上されました。保育支援者の配置による園外活動時の見守り等、園外での子どもの集団移動に際しての安全の確保と、保育士の業務負担軽減を目的とした新たな国による補助事業です。
現在の状況が収束し、子ども達が気兼ねなく外で遊べる日が早く訪れますことを願いつつ、職責を全うして参ります。
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4月19日
4月12日