臨時休校していた市内の学校が6月1日から再開された中、不登校やひきこもり支援にあたる団体からは不安の声が聞かれる。中原区で当事者の子と親を支えようと活動する「不登校を考える親の会川崎の会」の竹内春雄代表も、約3カ月の休校の影響を案じる。「長期休暇は生活環境の変化で心が不安定になる子が増える傾向にある。悩みや相談を受け付けていきたい」と竹内さん。
同会は、不登校の児童生徒や親を対象とした相談会を毎月開催してきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で会場が利用できず相談会は4月から中断。しかしその間も、子の悩みを抱える親の相談に耳を傾けてきた。「この時期に相談会ができないのは心苦しい。当事者や保護者の相談には、まずは電話で対応したい」としている。
今後の相談会は、7月12日、26日、8月9日、9月13日、10月4日、10月25日を予定。いずれも午後1時半から、かわさき市民活動センターで。(問)竹内さん【電話】090・3692・6996。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|