緊急事態宣言の解除を受け、休校が続いていた市立学校が、6月1日に再開した。約3カ月ぶりに学校に児童らの姿が戻った。
密を避けるため、12日までは一クラスを半分に分けた、入れ替え制での分散登校が決まっている。この日、住吉小学校でも午前8時頃から前半組の児童が登校。校長や教員が見守る中、「先生、おはようございます」「やっと学校だ」「久しぶりだね」とマスク越しに元気な声を響かせた。入学式後の登校機会がほとんどなかった新1年生は、保護者同伴で登校。慣れない学校に緊張する様子も見られた。
昇降口では、今朝の体温などを記入した健康観察チェック表をもとに教師が一人ひとりの体調を確認したほか、非接触型の体温計も用意。熱などがないことが確認できた児童から、順番に校舎に入った。
登校を見守った藤生豊校長は、「やっと子どもの笑顔が見れた。教員も子どもたちも、この日を待ちわびていた」と感慨深い様子。「このまま何事もなく通常に戻ることができたらいいが」と話した。
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