新型コロナウイルス感染拡大予防のための緊急事態宣言が5月に解除され、都道府県をまたぐ移動の自粛も先月に全面解除された。とはいえ、国内では毎日陽性者が報告されており、まだまだ警戒が必要だ。
川崎市では3月12日に初めての陽性者が報告され、4月11日には18人とピークを迎えた。その後は次第に減少傾向となり、5月27日に0人に。それ以降は毎日0人から5人の間で推移している(6月29日時点)。
川崎市健康安全研究所や市健康福祉局などは、感染予防対策として、移動に際しての注意を呼び掛けている。公共交通機関などでのマスク着用や、共用部分に触れた後の手洗いと手指消毒の徹底。その他、流行している地域との往来を控えることや、日々の体温測定や健康状態の確認、発症時に備え、誰とどこて会ったかなどを記録することの必要性も呼び掛けている。
同所などでは毎日の症状チェックリストを作成(左表参照)。新型コロナに警戒しながら、日々安全に過ごすための指標にしては。
いざというときのかかりつけ医
健診や健康維持のため、「かかりつけ医」を持っておくと心強い。
メリットは【1】待ち時間が短く、しっかり診療してくれる。【2】自分や家族の状態を把握していてくれるので、突然の体調不良や緊急事態でも判断を任せられる。【3】入院や検査が必要な場合、専門の医師や病院を紹介してくれる(検査の重複を避けることができ、円滑な診療を受けることが可能になる)。【4】健康管理のアドバイスをしてくれること、などが挙げられる。
さらに、症状に合わせて複数持っておくと、いざというときに安心だ。体調や心に不安がある時や突然のケガなどに『かかりつけ医』、口や歯に違和感を感じた時の『かかりつけ歯科医』など。担当医と気軽に話せる環境を作ることも大切だ。
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