中原区青少年指導員連絡協議会(工藤由美雄会長)を昨期いっぱいで退任した指導員らへの感謝状贈呈式が、8月7日に区役所で開催された。前会長の霜越儀一さんら11人が退任し、出席した7人に感謝状が贈られた。
同協議会は、青少年の健全育成のため夜間パトロールやイベントを通して見守り活動を実施。1期2年で、第29期となる今期は80人弱の指導員が所属している。
式は4月に開催する予定だったが、新型コロナのため延期されていた。当日ははじめに永山実幸区長があいさつ。「コロナという未曽有の事態で区内の青少年も不安がっているはず。今後も皆さんのお力をお借りしたい」と話した。続いて退任する会員一人ひとりに、霜越前会長が感謝状を贈呈。霜越さんへは永山区長から直接手渡された。
「情熱注いで」
霜越儀一さんは、歴代で2番目に長い18期36年間、指導員を務め上げた。昨年、30周年を迎えた「中原区青少年吹奏楽コンサート」の立ち上げなどに携わったあと、第24期から会長を務めた。今期から指導員は卒業するが、顧問として長年の経験を還元していく。霜越さんは「30代から始めたボランティア活動。地域が支え合うために必要なこと」と話し、「工藤会長を中心に、残る指導員の皆さんにも情熱を持って取り組んでほしい」と、今期の指導員に激励を送った。
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