川崎市は9月1日、世帯内の最高齢者の世代や家屋の立地など、市内の住宅や土地の実態についての情報を公表した。
中原区は世帯の最高齢者が45歳未満の世帯が42・7%と市内トップだった。市平均の34・7%を大きく上回り、若い世代の世帯が多いという特徴がみられた。市としても、他の20大都市(政令指定都市と東京都区部)と比べて最高齢者が45歳未満の世帯が最も多く、15・9%を占める。この調査結果について市担当者は「中原区は再開発が進む地域。子育て世代など若い世帯が多く流入していることが理由の1つだと考えられる」と話す。
中原区は最寄りの駅まで1Km以内の世帯が8割を超えるほか、医療機関は250m以内、保育所、中学校、老人デイサービスセンター、郵便局・銀行の4項目は500m以内にある世帯が過半数にのぼり、アクセスの良さが明らかになった。
同データは総務省が平成30年に行った「住宅・土地統計調査」から市内の情報をまとめたもので、市ウェブサイトに掲載されている。
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