中原消防団(布施行雄団長)に9月1日、機能別団員として新たに4人が加わった。入団したのは(株)重田組代表取締役の重田洋一さんと小山隆文さん、重田造園土木(株)代表取締役の重田誠二さんと佐藤晃広さん。3日に行われた辞令交付式で、布施団長は「昨年のような大規模災害時は、消防署員や団員だけでは手が足りない状況もある。地域の方の協力はとても心強い」と感謝を述べた。
両社が事務所を構えるのは昨年の台風19号で浸水などの被害を受けた上丸子山王町。被災時に自社の重機で対応にあたった重田洋一さんは「台風の脅威を目の当たりにした。地域を守らなければならないという使命を感じ、黙っていられなった」と思いを語る。
機能別団員は大規模災害時に消防団の活動を支援するなど、活動の場を限定した消防団員。今回の入団で中原区では計11人になった。
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