新型コロナで延期されていた首都圏最大級の沖縄イベント「はいさいFESTA」が9月19日(土)から22日(祝)にラ チッタデッラ(川崎区)などで開催される。事前予約システムを導入し、「密」を予防した開催となる。
沖縄の音楽や食、伝統芸能などが楽しめる同イベントは、毎年恒例で今回で17回目。昨年は約25万人が訪れた。例年、準備は年明けから始まるが、同時期に新型コロナが感染拡大。多数のイベントが中止の一方、はいさいFESTAは延期を決定。チッタ エンタテイメント事業企画部でイベントプロデューサーの矢萩美穂さんは「中止は考えなかった。どうしたら楽しんでもらえるかを考えていた」と話す。
コロナ禍での課題は密をどう予防するか。その打開策となったのが事前予約システム。例年は出入り自由だった会場を、今年は野外フリーライブと飲食エリアを4ゾーンに分け、2時間制限の4部制にした。初日と最終日に披露される伝統芸能「エイサー」はチネチッタ通りで行われ、148席を設ける。
沖縄からの出店者も多いため直前の8月まで調整した結果、41店が出店することに。当初の89店から規模は縮小したものの、沖縄そばやサーターアンダギーなどの王道グルメをはじめ、石垣牛ステーキやサメの肉を使ったジョーズフライバーガーなどさまざまな沖縄料理が楽しめる。
広報の小森愛美さんは「日本の元気がない今こそ、少しでも笑顔になれる場を提供したい」と話す。各イベントの申込みは公式サイトから受付け。当日券あり。問い合わせは同社【電話】044・233・1934。
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