地元経営者らが集う奉仕団体、川崎北ロータリークラブ(RC/松山直樹会長)は9月18日、川崎市から譲り受けた救急車1台をアフリカのナミビア共和国に寄贈した。川崎市消防局で行われた贈呈式には、同RC会員、福田紀彦川崎市長、ナミビア共和国のモーヴェン・M.・ルスウェニョ駐日大使の他、この事業に協力した近隣RC会員らが出席した。
寄贈した救急車は、川崎市内で2009年から10年間利用され、新車同様に整備された車両。松山会長は「川崎市や日本外交協会、近隣のロータリークラブなどのご支援があり実現できた。ナミビアで人命救助に役立つことを期待している」と挨拶。福田市長は「市民の税金が新たな形で国際貢献につながることは市民の誇りだ」と話した。駐日大使は御礼の言葉を述べると、寄贈された救急車の車内を見渡し笑顔をみせていた。
同クラブは12年と16年にも、バヌアツ共和国に救急車を寄贈。今回は親交のある新横浜RC会員が親善大使を務めているナミビア共和国に贈ることを決めた。川崎北RCは「今後もロータリアンとして、国際奉仕に努めていきたい」としている。
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