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市政報告 拉致問題解決は川崎市民の願い 川崎市議会議員 松原しげふみ

掲載号:2020年9月25日号

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 本年6月5日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・横田滋さんが、めぐみさんとの再会を果たせぬまま息を引き取られました。滋さんのご逝去は悔やんでもあまりあるものであります。滋さんと早紀江さんご夫妻が川崎市へ転居されて以来30年が過ぎましたが、ご夫妻は救出活動のために全国を巡り、その回数も1400回を超え、拉致被害者救出の象徴的な存在でもありました。滋様に心からの敬意を示すと共に、謹んで哀悼の意を表します。

 第1回日朝首脳会談が行われたのは平成14年9月の事でした。訪朝した小泉総理に対し、金正日国防委員長は拉致を認め、謝罪し、10月には拉致被害者5名が帰国しましたが、1993年(平成5年)にめぐみさんはすでに亡くなっていると北朝鮮側の説明がありました。平成16年に北朝鮮がめぐみさんの遺骨を提出してきましたが、提出された遺骨はDNA鑑定の結果、別人のものであることが判明しました。

 本市に於いても拉致被害者救出のための様々な活動を行っております。平成12年には川崎市長名で日本赤十字社に対し、横田めぐみさんの一刻も早い安否確認に関して依頼を行い、平成14年にはブルーリボン運動への協力、翌年には川崎市拉致被害者家族支援連絡会議を設置し、平成18年には「政府認定拉致被害者等の早期帰国に関する国への要望」を首相官邸・外務省へ提出しました。その後、拉致被害者家族支援の懸垂幕を作製し、各区役所等で随時掲出されています。併せて、滋さんが写した家族の写真展を開催され多くの皆様に関心を持ってご覧いただいております。さらに中原区に所在する川崎市平和館には「横田めぐみさんコーナー」が設置されております。平成20年度からは「拉致被害者家族を支援する川崎市民のつどい」が開催されており、多くの市民の皆様にご支援をいただいてまいりました。しかし本年度はご案内の通り、コロナ禍の中にある現状を鑑み開催は不可能のようでありますが、拉致問題担当局では状況が改善されればすぐにでも開催できるようにと準備を進めると聞いております。毎年10月に開催されるこの催しですが、途切れされてはいけません。「市民のつどい」は開催できませんが、首長である市長には全市民に向け、インターネット或いは、市政だよりを通して拉致問題に関心を持って、風化させないメッセージを送っていただきたいと思っております。併せてこの時期に市内全小中高等学校の授業の中で人権問題として、この「拉致」について学んで欲しいと思ってもいます。若い人に関心を持っていただき次代に継承しなければなりません。

 進展の無い拉致問題にはがゆい思いを持っているのは、私だけではないと思います。前安倍政権下では拉致問題の解決は「最重要、最優先課題」であるとしながら、首相退陣会見で「結果を出せず痛恨の極み」と述べました。菅新首相の連立政権の合意の中に「拉致問題の解決」との文言は盛り込まれていないと聞いています。安倍政権下に於いては「北朝鮮問題への毅然とした対応」があり、「核ミサイル・拉致問題」を示し解決を図るとしていました。新政権は拉致問題を軽視しているとは思いませんが、菅首相にはこれまで以上の拉致問題解決に対する情熱を期待しております。

松原しげふみ事務所

中原区新城5-2-3

TEL:044-751-8855

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