宮内1丁目に本社と川崎工場を構え、生コンクリート製造販売を行う「宮松エスオーシー」が先月から、砂利と砂を敷地内で無料配布している=写真。「御自由にお持ちください」と記して配布されているのは、「リサイクル骨材」と呼ばれるもの。現場で余った生コンを砂と砂利に分離処理したもので、同社の神本工場長によると「普通の砂・土よりアルカリ性が少し高いので草木は育ちにくい。そこは注意してほしい」とのこと。
同社としては水が溜まる地面の整地や、水害の備えになるのではないかと始めたところ、9月の連休には約100キロの砂利が引き取られたという。用途として「雨が降ると泥になってしまう駐輪場に砂利を敷きたい」などの声もあった。「川崎工場では廃棄になってしまう骨材なので、少しでも地元の方の役に立てれば」と神本工場長。
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