住吉小の6年生は今月20日、ボールを当てるための壁「投てき板」の壁画を完成させた。空をイメージした水色の背景に、同校のマスコットキャラクター「すみさく」や手紙、桜のイラストが描かれ、鮮やかに彩られた。
壁にはもともと絵が描かれていたが、年月が経つにつれ絵が薄くなり、ほとんど無地になっていた。「カラフルにして校庭を華やかにしたい」との思いから6年生の120周年記念プロジェクトとして始動。先月末から下絵や色塗りを行い、記念式典に間に合わせた。
青地さんが考案飛躍の期待込め
デザインを考案したのは、1組の青地唯花さん(12)。青地さんによると、手紙のイラストが表すのは120年間の歴史。創立100周年記念にタイムカプセルを埋めたことから連想したという。また、桜が舞う様子で未来への希望を表現しており、歴史を紡いできた人々への感謝と今後の飛躍への期待を込めている。
青地さんは「先生やクラスメイトからたくさん絵を褒めてもらった。もうすぐ卒業だが、住吉小の一部として自分の絵が残ると思うとうれしい」と笑顔を見せた。
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