川崎市内の新型コロナウイルス感染者数が今月に入り再び増加傾向にあり、市は警戒感を強めている。11月9日から15日までの感染者数は181人(前週比54人増)、16日から22日までは254人(前週比73人増)となり、週ごとの感染者数としてこれまでで最多。22日までの累計感染者数は2515人に上る(24日起稿)。
緊急事態宣言後、再び感染が拡大した7月から8月にかけては、週ごとの感染者数は8月3日から9日までの155人をピークに減少。9月14日から20日に144人を記録したが、以降はほぼ100人以下で推移していた。今月に入り、全国と同様に、増加幅が大きくなっている状況だ。
市健康福祉局は「感染者数が増えると重症者数も増えてくる。寒い時期になるが、換気を行い、3密を避ける行動やマスクの着用、手洗いなどの対策に取り組み、自分からうつさない行動を今一度徹底してほしい」と話している。
神奈川県内では14日に累計感染者数1万人を突破。県は感染者の受入医療機関に対し、病床拡大を要請する医療アラートを発令した。
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