中原区まちづくり推進委員会(関口清委員長)は今月3日、2022年に迎える区制50周年に向けて区のPR動画を作成すると発表した。年明けから準備を始め、22年春ごろの公開を目指す。
企画のコンセプトは「中原の魅力を再発見」。広く知られていない区内の魅力を動画で配信し、区民の地域愛を一層育むことを目的とする。区民から企画への協力者を募り、多くのアイデアや知識をもとに作成。動画は3分程度で、完成品はDVDにして区内小中学校に配布するほか、区役所での貸出しや動画配信サイト「YouTube」でも公開。幅広い世代が視聴しやすいよう工夫を凝らす。
年始から参加者と話し合い具体的に内容を決め、四季を盛り込むために1年かけて撮影する。関口委員長は「雨や雪の日など、人があまり外を出歩かない日に見られる中原の新しい一面や歴史について動画に盛り込みたい。親しんだ地域から新鮮な発見をしてもらえたら」と話す。
同会は1999年に発足。身近にある景色から地域の魅力の再確認を促す「なかはらフォトコンテスト」や、市民団体の活動成果を発表する「なかはらっぱ祭り」などを手掛け、区の魅力を発信してきた。2022年3月末に解散を予定しており同企画が最後の活動になる見通し。関口委員長は「個人的には今後も形を変えてまちづくりには協力していきたいが、推進委員としては最後の大役。愛着のある地域の50周年に貢献したい」と話す。
参加者を募集
同企画への参加者を12月20日まで募集中。対象は区内在住、在学、在勤または区に思い入れのある人。オンラインでも募集する。詳細は区地域振興課【電話】044・744・3324へ。
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