川崎市が主催する技能職の後継者育成事業「技能職者に学ぶ」が12月8日、玉川中学校(熊木節子校長)で行われた。2年生142人はそれぞれ興味のある授業を選択し、70分間の特別授業を受けた。
講師として参加したのは自動車整備士や着付け士などの8団体。仕事内容や専門分野の豆知識などを伝え、生徒らは職人の仕事について知識を深めた。
授業を行った川崎自動車整備協議会の吉本長男(ひさお)さんは「生徒さんがとても真剣に聞いてくれるので、話に熱が入った。自動車や整備士に興味を持ってくれたらうれしい」と話した。また、授業を受けた奥山輝さんは「小さい頃から車が好き。将来は整備士になりたいと思っていたので、話を聞けて楽しかった」と話した。
市の担当者は「中学のうちからいろいろなことに興味を持ってほしい。将来、職業選びのときに今日のことを思い出してくれたら」と話す。
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