市政報告Vol.9 道路・公園の補修依頼は写真と位置情報で 川崎市議会議員 重冨たつや
市民生活に身近なインフラである道路・公園・河川の維持管理を円滑化するためにICTの活用が進んでいます。令和元年11月から市のホームページやLINEで道路などの損傷通報を受け付ける取り組みが試行的に実施されてきましたが、先月から新たに「写真を送信する機能」「地図上で場所を選択する機能」が加わりました。対象となるのは、道路については舗装のはがれ、標識等の損傷、街路樹の倒木など、河川については護岸の損傷、倒木など、公園については照明の損傷、水飲み場やトイレの損傷などです。この取り組みによって、中原区内では試行実施後の約1年間で25件の損傷通報があり、17件は対応が完了(対応中含む)しています。それ以外のものについては5件が対応方法を検討中、3件が損傷箇所不明となっています。なお、電話での通報もこれまで通り対応しています。
今後もこのようにICTの活用を進めていくことで少しずつではありますが、市民がいつでもだれでもどこからでも行政に意見を伝えられるような仕組みづくりをしていきたいと思います。そして行政が生活に密着した困りごとに迅速に対応できるようになる一方で、私としては「市の持つ既存制度の点検」や「中長期的なまちづくりの方向性」について議論・提案するという市議会議員としての役割を全うしていけるように、皆様からのご意見を踏まえて活動を続けてまいります。
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3月29日
3月22日