県政報告 コロナ禍を駆けて 日本共産党神奈川県議会議員団 君嶋ちか子
昨年は、コロナ対策に追われました。病院を初めとしたさまざまな現場に足を運び、懇談も重ねました。多くの方から相談も受けました。
それらの切実な声を、議会質問・知事への9次にわたる申し入れなど、対策に反映させてきました。
■多くの成果が
PCR検査の拡充を度々求め、施設や学校に陽性者が出た場合は、施設全体に集中検査を行うようになりました。また陽性者がいなくても、特定施設は検査を行うことにもなりました。このほか、年末年始に開院する医療機関に協力金を出すことを求め、実現しました。
■矛盾も明らかに
コロナ禍で、日本社会の脆弱さも浮きぼりになりました。医療機関はコロナ以前からぎりぎりの病床数と経営を強いられていましたが、コロナに伴う支出増と減収で、借金をしながら医療従事者に賃金を払う状態となりました。保健所も減らされ続け、今回も過重労働が続いています。いずれも、住民の命を守るには十分な体制が必要です。
■小学校35人学級へ
学級規模もその一つです。40人学級では距離をとることもできません。私たちは従来から学びの保障として少人数学級を求めていましたが今回、感染予防の観点からも少人数学級が求められました。また休校後の分散授業の経験は「少人数だと授業がよくわかる」「登校拒否の子がクラスに入れた」などの確信に繋がりました。これらを受け、国もついに小学校35人学級に踏み出しました。
神奈川県議会でも、共産党提案が契機ともなって、少人数学級を求める意見書を可決。新年に希望をつなぐ成果です。
★コロナが心配な発熱等は「発熱等診療予約センター」へ【電話】0570-048914(これも改善を求めた結果です)。
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4月12日