毎年恒例となっている八幡大神(上平間)の「どんど焼き」が1月11日、行われた。正月飾りを焚き上げた火で、振舞われる紅白団子を焼いて味わい、無病息災を願うのが上平間の風物詩となっているが、今年は非常事態宣言下のため、規模を縮小して開催。紅白団子の火あぶりは行わず、個別に包み、「悪病退散」とアマビエのイラストを描いたメッセージを添え、訪れた人に手渡した。
この行事は毎年同総代会が主催し、団子も無料で振舞っている。例年、紅白団子は400セットを準備するが今年は200セットにとどめた。告知のポスターも極力控え、周知には力を入れなかったという。総代会の加藤讓司さんは「寂しいけど仕方ない。中止も考えたが、何でもかんでも中止にしてしまうのもよくないと、決まっている行事は規模を縮小して開催を決めた」と話した。
昨年も参加したという菅原朱里さん(7)は「去年はお団子を焼くのが楽しかった。今年もやりたかったけど、コロナでできない。今年はおばあちゃん家に行けなくて楽しくなかった」と話した。また母親の千恵さん(41)は「一年の行事の中に組み込まれていたので、小規模でもやってもらえてありがたい」と話した。
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