中原警察署(田島充署長)は2月8日、JR南武線平間駅前の「開かずの踏切」で、歩行者の危険横断を注意喚起した。通勤ピーク時間帯の午前8時から約30分間、無理に横断しようとする歩行者にはメガホンで警告した。
同所は、1時間あたりの最大遮断時間が40分以上の「開かずの踏切」となっており、待ちきれない歩行者が遮断機をくぐる危険な横断が問題視されている。
昨年10月、向河原駅の踏切内で交通死亡事故が起こったことなどを受け、中原署は踏切の対策を強化している。大場英彰交通課長は、危険横断が常態化し、いざというときの危機感が低くなることを懸念。「警察官が立っていると多くの歩行者がルールを守るが、普段は平気で渡っている人が多い。その行いがいかに危険かを自覚してほしい」と話す。
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