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市政報告vol.69 JR南武線連続立体交差事業【3】大規模投資再検討。市民を置き去りにする「検討」か!? 川崎市議会議員 自民党川崎市議団副団長 末永 直

掲載号:2021年2月12日号

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 先の12月、1月号で大規模投資的事業の再検討を本紙で報告致しました。1月29日の総務委員会で今後の取組について報告がありました。私は副委員長の職権で、事前に「第6回連続立体交差事業庁内検討委員会」議事録を求め、各委員に配布し臨みました。

1、コロナ禍の状況でも事業を進める価値ありと国やJR東日本の見解

 議事録の主要な発言をご紹介します。

 藤倉副市長「連立事業の都市計画決定が遅れると平間駅などの対策が遅れるのか。遅れないような対応はできないのか」、「JR南武線の長編成化については、今回、見直しのきっかけになると思う」。

 総務企画局長「議会の方から中止にするような印象を持たれた質問をされているが、中止ではなく改めて検討を行うという内容なので、関連地権者も含め誤解が無いように伝えてもらいたい」。

 まちづくり局長「コロナの影響で利用者がどのくらいの数で安定するかが見えない状況」。

 建設緑政局長「JR東日本は、元々、南武線の連立事業を実施したいと考えていた。国も対策が重要と評価している路線であり、コロナ禍の状況でも事業を進める価値があると考えている」、「(工期短縮や事業費縮減の検討について)令和7年度までの計画において、都市計画決定時期を含めて、現計画の令和2年度から変更し令和4年度か5年度に記載するのかなどを検討したい」。

 道路河川整備部担当部長「JR東日本は事業に前向きで様々な検討をさせてもらいたいと話が出ている」、「(国への報告状況について)自治体それぞれの事情があるので、国としては理解するが、重要な連立事業であるため継続して進めてほしいと言われている。特に南武線が重要と言われている」、「(見送った場合の影響について)環境影響評価の再実施などで2年程度必要と考える」。

2、市民の声を代弁し事業推進を求める議会

 総務委員会では総務企画局や財政局に対し、「国も事業者も求めている。市が止める理由は」「安全性を確保する為に金を確保するのが仕事。逆ではないか」「暫定措置を今やってしまうと今まで何をやっていたのかとなる」。「何十年来の市民の悲願。行革でやっていいのか。今までやってきたことは何なのか」。「南武線は一時間あたり25本。山手線のピーク時23本。(その規模で)高架化してない路線は全国ほかにどこかあるのか」「市とJRとで対等な対話ができてなかった背景があるのでは」など委員より疑問の声があがりました。

 同日行われたまちづくり委員会では、建設緑政局長は同事業について「効果も抜群で大変重要だと思う。全庁的にみてデータを判断した結果、今は一度立ち止まって考え直せという時間をいただいた。既存の事業計画等にこだわらず設計や前提条件の見直しなど図って、立ち戻って、更なる事業費縮減と事業期間をもっと短くできないか等、そういう検討を短い期間でこれから進めていきたい」と答弁しました。

 今後の対応として、「令和2年度の都市計画決定を見送り、必要な検討を実施した上で、令和3年度に第3期実施計画(素案)等(※11月予定)において検討結果を明らかにする。なお、平間駅踏切等について、早急に実施できる暫定対策を検討する」とのことです。

 はたしてJR南武線。川崎市は市民を置き去りにしたまま発車してしまうのか。

末永直

suenagayuke26@gmail.com

TEL:044-789-5823

http://suenagayuke.com/

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