【Web限定記事】ウェブサイト『なかはらPR』を先月立ち上げた 和合 大樹さん 下小田中在住 21歳
活力満ちた未来の創り手
○…区内の店舗情報や政治の話題などを集めて、日々発信している。「まだまだ川崎市は治安の悪い印象が残る。でも中原区は新住民が増え、変化しているので今の魅力を発見できる機会にしたくて」。こだわるのはデザインや文章のポップさ。「大切な情報でも形式が硬いと読むのをためらう人は多い。有益な情報を分かりやすく伝え、育った中原区の役に立ちたい」と思いを込める。
○…両親は区内で新聞販売所を営む。幼い頃から新聞が身近で政治へも漠然ながら関心があった。ぐんと高まったのは高校時代。中学生の妹弟と3人分の弁当を、早朝から働く母親が出勤前に作っていた。「親の大変さを見て、中学校に給食がない川崎市の現状を世間に伝えて変えたいと感じた。それには政治が必要」と真剣な眼差しで語る。以降、議員事務所のインターンやスタッフとして政治家から知識を吸収している。
○…川崎市立橘高校在学時はソフトテニスに没頭。「勉強時間が取れず、これじゃ大学に行けないねと仲間と話していた」と振り返る。引退後に猛勉強し、明治大学に合格。文学部で海外の歴史を学んでいる。好奇心旺盛で学業の傍ら、バーも経営する。「みんなが気軽に交流する場を作りたくて始めた。今は就活中で、社会に出ていろんな人と知り合いたい」
○…座右の銘は「継続は力なり」。一昨年から始めたブログは一日も欠かさず投稿。「忙しい日もあるが、続けることで、友人らが話題にしてくれたり執筆技術の向上を感じ、自信になっている」。今は一人で運営する『なかはらPR』の仲間集めが目標で「突っ走ってしまう性格なので周りを巻き込むのが苦手。でもみんなで中原区を盛り上げたい」。若い地域愛で未来を創る。
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4月19日
4月12日