市立平間小学校の6年生がこのほど、平間銀座商店街加盟店のコマーシャル動画を制作した。
昨年、新型コロナウイルスの感染拡大のため同商店街恒例のサマーフェスタが中止となったことを受け、商店街を盛り上げようと10月中旬に企画。3〜5人で1店舗を担当し、飲食店の場合は実際に商品を食べたり、店員に取材するなどして店舗のアピールポイントを調査。商店街を好きになってもらえるCMにするため「分かりやすく」「伝わりやすく」「見て楽しく」をテーマに、オリジナルキャラクターの制作や寸劇仕立てにするなど、各グループで工夫を凝らした。制作には、パソコンの録音機能やパワーポイントを使った。
おむすび店を担当した高橋まはなさんは「自分たちで歌を作って、耳に残るように工夫した」と話す。商店街全体のPRを担当した冨島蓮生(れん)さんは「ここに住む人には平間をより好きになってもらい、他の地域の人には良さを知ってもらいたい。そして皆で商店街を大切にしていくきっかけにしたい」と話した。
茶店を営む花田三津子さんは「一生懸命つくってくれて感動。商店街の歴史まで調べてあって近所の皆で盛り上がった」と話した。同商店街の石井雄介理事長は「絵コンテから制作していて、やる気と準備がとてもよかった」と振り返った。
動画は現在、商店街の電器店・ビッグプラグで放映している=写真右。
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