市立玉川小学校(野島玲幸校長)で先月17日、腹話術師のしろたにまもるさんによる「あいさつ」がテーマの出前授業が行われた。児童らは相方の人形「ゴローちゃん」との掛け合いを楽しみながら、あいさつやマナーの大切さについて理解を深めた。
授業は1年生のクラスごとに実施。しろたにさんは数カ国のあいさつを紹介し「グッドモーニングなど、あいさつには『良い』という言葉が含まれている。これは相手を良い気持ちにさせるため」と説明した。電車で席を譲る場合や、近所で知り合いに会った際のあいさつの練習では「迷ってしまうかもしれないが勇気を出し、目を見て心を込めて声をかけてください」と語りかけた。
しろたにさんが同校で出前授業を行うのは初めて。同校の外塀に掲げられている「あいさつは心を開く」「お友達を増やすおまじない」という標語に感銘を受けたしろたにさんから出前授業を申し込み実現した。しろたにさんは「標語を見て素晴らしい学校だと思っていたので、念願叶って授業ができてよかった。子どもたちがキラキラした目で楽しんでくれて本当にうれしかった」と感動を言葉にした。
参加した2組の桝田翼沙さんは「最初はゴローちゃんがロボットかと思ったけど、本物の人間みたいに見えた。しろたにさんと家族みたいだった」とコメント。小川和花(のどか)さんは「将来、腹話術師になりたくなった」と話した。
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