市政レポートVol.18 子育て支援に新設メニューが登場 川崎市議会議員 吉沢 直美
令和3年第1回定例会の予算審査特別委員会で、私は子育て支援に関する質問をいたしました。その中で新しく新設された支援についてご報告致します。
■一時保育事業拡充による新設メニュー
この4月から認可保育園の一時保育において、次の補助項目が新設されることになりました。
▽小学校就学前のきょうだいが同時に利用する場合の利用料金を、2人目は半額、3人目以降は無料。
▽多胎児の利用料金を無料。
■多胎育児家庭支援策
昨年から訴えてきた多胎育児支援が、拡充されることになりました。
▽産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業の拡充
・利用回数上限を40回から60回へ変更
・利用期間を「6カ月まで」から「1年まで」に変更
▽妊婦健康診査補助券においては、国の補助(1回5000円で5回を限度として追加)を踏まえて今後速やかに対応とのこと。
多胎出生の約4割が不妊治療によるものとされている中、特定不妊治療費助成の拡充により、多胎児の割合も高くなると推測されます。自分で多胎児を産むという事を選べない訳ですから、折角妊娠できても、多胎育児支援策が乏しいと、不安を抱えて出産しなければなりません。
今回、多胎育児家庭への支援が拡充されたことは、出産への安心感に繋がっていきます。厳しく限られた本市の財源ですが、更なる取り組みをお願いしました。※詳細はHP等でご確認下さい
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4月19日
4月12日