川崎市は、昨年3月に国登録記念物になった二ヶ領用水沿いに先月、4基の解説板を設置した。歴史的価値を市民に伝え、地域への愛着を深めてもらうことが目的。
中原区内で設置されたのは市平和館近く(木月住吉町33の1地先)。二ヶ領用水が誕生した経緯や過去の用途などを写真付きで解説している。26年前から用水の再生を願い活動を続けている二ヶ領用水・中原桃の会の津脇梅子さんは「少しでも多くの市民の方に関心を持ってもらえるのは嬉しい」とコメント。同会では来月に用水の清掃活動を行う予定という。
二ヶ領用水は1611年に徳川家康の命で開削された農業用水。水田や畑へ引水され、昭和初期には中原周辺は桃の産地として栄えた。
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