昨年8月に開館した小杉こども文化センターで6月12日、「親子で楽しむヴァイオリンコンサート」が行われた。川崎市市民文化大使を務めるバイオリニストの大谷康子さんが演奏を披露。参加した親子40人は、名器と名高いストラディバリウスが奏でる旋律に耳を傾けた。
ミニコンサートは、ゴセック作曲の「ガヴォット」からスタート。「アンパンマンのマーチ」や「となりのトトロ」、人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」など、子どもたちがよく知る楽曲をエレクトーンの伴奏とともに生演奏。合間には、子どもたちからの質問コーナーが設けられた。「バイオリンのどんな音が好きですか」「いくつバイオリンを持っていますか」などと質問していた。
参加した武田快くん(4)は「鬼滅の曲が楽しかった」と話した。母のゆりさんは「人数を制限してでも、開催してくれてよかった。生の音色を小さいころから聞かせたかった。これをきっかけに興味を持ってくれれば」と話した。
主催した同センターの塚本千春館長は「本物の音に触れる貴重な機会となった。楽しんでもらえていたらうれしい」と話した。
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