市立西中原中学校(安部賢一校長)で7月5日と12日、中原警察署生活安全課による「サイバー犯罪被害防止教室」が行われた。全校生徒1300人が参加し、スマホやインターネットの適切な使い方を学んだ。
12日は2、3年生が対象。ネットへの心ない書き込みが名誉棄損につながる恐れがあることや、SNSが発端のトラブル事例などが紹介された。ネット上で発信する写真から個人情報が特定される危険性も、実際の写真を題材に学習。ネットを入口とした犯罪・非行として近年発生している特殊詐欺への加担や、女子生徒による児童買春「JKビジネス」への注意喚起もあった。
3年の学年委員長を務める浮田恋太朗(こたろう)さん(15)は、「無料通信アプリLINEで、友人と言葉のすれ違いが起こることがある。トラブルに発生しやすいと知ったので今後は気を付けたい」と話した。
同校では毎年、最新の内容を盛り込んだサイバー教室を中原署に依頼している。安部校長は「スマホやネットに関わるトラブルは毎年形を変えている。新たな犯罪・非行に生徒が巻き込まれないよう教室を続けていきたい」と話した。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|