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中原区版 公開:2021年8月20日 エリアトップへ

一人親核家族の小5・中2 コロナ禍で2割が「一人」 市、子育て家庭を調査

社会

公開:2021年8月20日

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 川崎市は子どもや若者、子育て世代の生活状況などについて調べた「子ども・若者調査報告書」を先月末に公表。市内の一人親核家族世帯の小学5年生と中学2年生のうち、コロナ禍で一人で過ごしている児童・生徒の割合が、それぞれ約2割だということが分かった。

   ◇ ◇ ◇

 小5と中2が対象の調査は学校を通して実施。小5は2638人、中2は2811人の有効回答を得た。今回から追加されたコロナ禍の過ごし方に関する問い(複数回答)で、「一人でいる」と答えた一人親核家族の小5は18・4%、中2は23・8%。小5ではその他の世帯が7%前後、中2では10%前後で、一人親核家族世帯が高い傾向にあることが分かった。

若者の過半数「感染が不安」

 16〜30歳の子ども・若者には市全域から無作為に選んだ3千人をWEB回答で調査。1184件の有効回答を得た。

 「コロナで困っていること」(複数回答)に、「自分や家族が感染しないか不安」と回答した人が53・4%。所属別で見ると、「大学や専門学校に通っている」人のうち「交流の機会が減っている」と答えた人が63%と高い割合を占めた。

 その他、「0〜6歳、小2、小5、中2」の子を持つ親にも調査(有効回答10520件)。世帯所得の状況や子育ての悩みなどの項目を設けた。市担当者は「低所得の世帯は『生活が苦しい』と回答した割合が多く、全国的な傾向と類似する内容となった」と話す。

 調査は昨年11月から12月にかけて実施。結果は「子ども・若者の未来応援プラン」(今年度策定予定)の資料とする。

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