市内の寺子屋に通う児童らが夏休みに手掛けたプログラミング作品の発表会が、8月11日にオンラインで開催された。中原区内からは唯一、「寺子屋みやうち」が参加。緊急事態宣言下での開催だったため運営メンバーが代理で登壇し、児童が描いたイラストやパソコン内蔵のキャラクター、効果音などを用いて作成されたゲームなど、工夫が光る作品を披露した。児童らは、その様子をオンラインで見学。寺子屋みやうちの桜井康治さんは、「低学年の子どもたちもキャラクターをつくってみるなど、それぞれ工夫していて感心した」と称えた。
麻生区内の寺子屋の実行委員会メンバー・上田和雄さんが、夏休み特別イベントとして初企画。富士通クライアントコンピューティング(株)(幸区)から、プログラミングができるパソコン50台の提供を受け、実施した。市内から5つの寺子屋が参加し、児童44人から57作品の応募があった。寺子屋ごとに優秀賞と特別賞が選ばれ、受賞した児童にはプログラミングロボットなどの景品が贈られた。
企画した上田さんは「発表会では、実際に子どもたちに集まってもらいたかったので残念。でも、夏休みに親子でのコミュニケーションになったのでは。今後も他の寺子屋と合同で企画していきたい」と話した。
なお今回の全応募作品の映像は、サイト(https://terakoya.ssk.ne.jp/)で視聴できる。
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