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木月こどもキッチンの代表で、「オズみんなの食堂」の運営に携わった 食を軸に出会い紡ぐ 時田 正枝さん 木月在住 55歳

掲載号:2021年10月8日号

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 ○…「昔は近所のおばちゃんがご飯を食べさせてくれることがあったでしょ。その延長よ」。4年前から運営する子ども食堂で培ったノウハウを発揮し、仲間とともに弁当330食を地域住民に無償提供した。所属するモトスミ・オズ通り商店街の新企画。「商店街として地域を助ける取り組みを始めてくれてうれしい」。いわば子ども食堂の拡大版。理念が浸透してきたと感じた。

 ○…会社員として働いていた40代半ば、東日本大震災を機に「人生、やりたいことをやっておこう」と脱サラ。生まれ育った木月にカフェを開店した。女性が一人で入れる店を思い描いたが、「案外、お年寄りや男性客も多くて。感謝の言葉をもらえたり、引っ越すからとプレゼントをくれたり。出会いがうれしい」と目を細める。店が落ち着いてきた頃、子ども食堂を開始。パートナーやボランティアに助けられながら、コロナ禍でも毎月100食を配っている。

 ○…工務店を営んでいた実家は住み込みも含めて12人家族。幼い頃から母を手伝い、全員のご飯を手作りしていた。近所の大人や親戚に見守られて育ったことが原体験だ。長年の立ち仕事から股関節を損傷し、昨年から2度の手術を受けた。「お店も子ども食堂も長く続けていくために、体も大事にしないと」。そんな雄姿を夫と愛犬がそっと見守ってくれる。

 ○…「お節介で、人が好き」。広がる出会いから新しいアイデアが生まれることもしばしば。今は環境保全のため弁当箱の持参を勧めたり、農園と連携した生ごみ堆肥化も計画中だ。モットーは『死んでもいい。一生懸命生きる』。「仲間の力を借りながら後悔ない選択をしていきたい」。食を軸にした人生をこれからも全うするつもりだ。

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