市内の18歳以下の子どもたちが主体となって活動する「ミニカワサキ」。川崎市国際交流センターで10日、子どもたちで考えた仮想のまちを再現し、撮影会を行った。動画は編集の上、11月上旬にユーチューブで公開する。
同団体は2018年に発足。大人メンバーの支援を受けながら仮想のまちづくりに挑戦し、10月にイベントとして成果発表をしている。昨年からはコロナ禍で実地開催が中止に。今年はオンラインで発表しようと、撮影会を行うに至った。
同センターの広場に、「こどものまち」についての紙芝居ブースや射的、文房具店、手芸品店など自分たちで準備・企画した出店を設営。互いにお客さん役にもなり、独自の通貨を使って体験や買い物を楽しんだ。役所から選挙の投票箱を借り、出店の人気投票も実施。一連の様子を撮影係の子どもがビデオに収めた。
当日は急きょ、近くを通りかかった地域住民の参加も可能に。多くの子どもでにぎわった。
リーダーの大城太耀さん(11)は「直前でお客さんを呼べることになって、想像よりたくさんの人が来てくれてよかった。出店や選挙などもできて、去年より会場開催に近づけたと思う」と手応えを見せた。
ウェブショップ開店
動画の公開に先立ち、会場で販売予定だった手づくり品のオンラインショップも開設した。
11月10日まで、子どもたちがつくったマグネットやエコバッグ、マグカップなどを販売している。詳細は団体ウェブサイト。
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