今井南町子ども会は10月30日、中原区内の生産緑地で芋掘りを行った。同会では初の企画。子どもたちは熱心にサツマイモを掘り起こしていた。
開発が進む中原区で、土に触れ、食物ができる過程を知ってもらおうと実施。約10年前から自身の畑で近隣の子ども会へ芋掘り体験を提供している冨岡茂太郎さん(79)や、今井南町自治会の協力を受け、実現した。
野菜作りを一から体験するため、子どもたちは苗作りや植え付け、つる返しも体験。待ちに待った収穫となった。
当日は、親子約60人を4つのグループに分けて入れ替え制とし、密を回避。子どもたちは「重いよー」「大きい」などと口にしながら、懸命に土をかき分けて収穫し、自分の顔より大きいサツマイモを自慢気に親や友人に見せていた。参加した畑山咲希さん(8)は「大きいサツマイモが採れてうれしい。初めての芋掘りで、楽しかった」と話した。
同子ども会のイベント担当・西村豊さん(40)は「子どもたちが張り切って参加してくれて良かった。近くにこうした体験ができる場があり、ありがたい」と語った。
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