市立橘高校のバレーボール部が男女で県を制覇し、来年1月5日(水)に東京都で開幕する第74回全日本バレーボール高校選手権大会(通称、春高バレー)に出場する。男子は2年ぶり19度目、女子は4年連続で27度目。コロナ禍で部活動が制限される中、両キャプテンが中心になってチームをまとめてきた。
身長180センチ以上のメンバーがそろい、高さと速さを軸にした多彩な攻撃力を誇る男子チーム。キャプテンの山田凜玖(りく)さん(3年)は「自分たちのバレーで、昨年出場できずに悔しい思いをした先輩たちの分まで活躍したい」と意気込む。練習ができないときも「個人でレベルアップしよう」と声をかけ続けた。今年の春からチームを率いる大野勝弘監督も「出場を決められてほっとしたが、県優勝校として全国でベスト8を目指したい」と話した。
女子チームは、サイドへの早い展開を得意とする伝統のコンビバレーとレシーブ力が武器。キャプテンの鈴木遥香さん(3年)は「全国制覇を目標にここまでやってきた。試合を楽しみながらも、悔いを残さないよう全力を出し切りたい」と力を込めた。2年目の松村展弘監督は「一つでも多く試合をさせてあげたい。全国大会まで残り1カ月、もう一段レベルを上げる」と気を引き締めた。
5日の1回戦では男子が東京学館新潟、女子が長岡商といずれも新潟県勢と対戦。試合は無観客で行われる。
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