市政報告vol.78 過大投票区の解消に向け、国際交流センターでの当日投票を可能にする検討が開始されます 川崎市議会議員 末永 直
1、長きにわたる地域の声が実現へ
現在、木月一丁目・木月大町・木月祗園町にお住まいの選挙人の方は住吉小学校で投票していただいています。投票所の混雑緩和に向け、木月一丁目(1〜10番、25〜32番)・木月大町(1〜18番)・木月祗園町の一部の地域(1〜16番)にお住まいの選挙人の方は、国際交流センターで投票できるよう投票所の変更を現在検討しているとの文書が公表されました。
おかげさまで長きにわたる地域の声がようやく日の目を見ることとなりました。この投票所の変更によって、投票所での混雑の緩和が図られ、投票の利便性が高まると期待しております。
2、過大投票区の解消が求められてきた
経緯として、住吉小学校を当日投票所としている中原区第16投票区は、選挙人名簿登録者数が1万3千人を超えており(令和3年10月現在)、登録者数がおおむね7千人以上の投票区は「過大投票区」とされ、総務省から解消するよう通知が出されてきました。実際、住吉小学校では、去る10月31日の第49回衆議院議員選挙等において長蛇の列が体育館から正門に至るまで生じるなど改めて課題が認識されたところです。各投票所に従事するスタッフ体制はほぼお手伝いの方で成り立っています。混雑によりお叱りの声を受けることも少なくないようで、「なぜ手伝っていて怒られるのか」との声も耳にします。
3、利便性向上へ
今回の公表案によると、国際交流センターと住吉小学校とにそれぞれに分散され、過大投票区の解消へと大きく進むこととなりました。正式に投票所を変更することが決定されれば、今後、職員等の体制や環境整備等々、課題を解決していかなくてはなりません。本取組を進めていき、区民の皆様の利便性向上に向け尽力して参ります。
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4月19日
4月12日