川崎市茶華道協会(伊藤紅華理事長)主催の「いけ花と茶の湯の会」が、アートガーデンかわさき(川崎区)で1月21日から3日間行われ、延べ約900人が訪れた。
季節先取りの梅や桜、ロウバイやボケの枝を用いた生け花など、流派問わず会員ら91人の個性豊かな作品を展示。花の香りも漂う会場に、来場者からは「(感染が不安で)出掛けようか迷ったけど、来て癒やされた」などの声も聞かれた。伊藤理事長は「ためらいもあったが、会員や関係者の後押しで開催できた」と安堵(あんど)の表情をみせた。
今年5月18日(水)からは、「神奈川県華道展」が川崎市コンベンションホールを会場に開催される予定。伊藤理事長は「植物や自然界にあるものに触れ、原点に戻れる伝統文化の魅力を、若い世代にも継承していきたい」と話した。
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