神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2022年3月25日 エリアトップへ

川崎市 「南武線高架化」市民ら意見 説明会に約50人

社会

公開:2022年3月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
中原市民館で行われた説明会
中原市民館で行われた説明会

 JR南武線の矢向駅から武蔵小杉駅間の連続立体交差事業に関する説明会が3月17日、中原市民館で行われ、周辺住民ら約50人が参加した。

 担当した市建設緑政局の職員は配布資料とスライドを用い、当初計画していた「仮線高架工法」から「別線高架工法」に変更した経緯について説明。効果として、「開かずの踏切」解消へ約6年短縮、事業費が約200億円縮減されることなどが伝えられた。鹿島田駅のペデストリアンデッキに関しては、鉄道を東西にまたぐ箇所を撤去する必要があると図表で解説。今後のスケジュールについては、次年度から環境影響評価や用地測量などを進め、2023年度末に都市計画を決定、約16年の事業期間を経て2039年度に完成となる方針を示した。

「横浜との連結検討」

 質疑応答で参加者からは、事業の詳細説明を求める声などが上がった。「初めから別線高架工法にしなかったのはなぜか」との質問に、市は既存の都市計画を踏まえたためとし、「コロナで事業中止も検討した中で再度見直しを行った結果」と回答。「尻手―矢向駅間を高架化する可能性」について、市は「候補区間であり、横浜市側とつなぐのが望ましいと考えているが、横浜市からの結論が出ていない」とした。高架下の土地利用に関しては「JRの土地だが、店舗や公園、自治会館など行政としても市民の意見を聞きながら進めたい」との見解を示した。

 住民への説明不足との指摘に、市は「自由参加型の説明会で、事業を知らない人にも伝えていきたい」と話した。

中原区版のローカルニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月26日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月26日

市制100周年で1万発

第83回多摩川花火大会

市制100周年で1万発

4月26日

工場夜景とフラに200人

工場夜景とフラに200人

クルーズ船利用「観光資源に」

4月26日

工作通し、英語を学ぼう

工作通し、英語を学ぼう

4月28、30日にイベント

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook