川崎郷土・市民劇『おーい煙突男(ミスター・チムニー)よ 天空三十尺の風』が5月に市内各所で上演されるのを前に、シンポジウムが4月16日(土)午後2時から、てくのかわさき(高津区溝口)で開かれる。教育関係者らでつくる市民団体「21世紀川崎教育フォーラム」(江頭秀夫代表)が主催する。
作品は1930年(昭和5年)、川崎区旭町にあった富士瓦斯(がす)紡績工場での労働争議が題材。工場の煙突によじ登り、6日間籠城を続けた男が主人公として描く。
シンポジウムは、同作品の作者・和田庸子さん、川崎市史に詳しい明治大学平和教育登戸研究所展示専門委員の渡辺賢二さん、川崎文化協会議長で腹話術師の城谷護(まもる)さんが登壇。当時の時代背景、上演の意義などについて語る。煙突男の真相を語ったNHKビデオ「歴史への招待」も特別上映される。
参加費は700円。希望者は、北野書店へ郵送(〒212-0058 幸区鹿島田1の18の7 KITANOビル3階)またはファクス(044・511・2340)申し込む。氏名、電話番号、住所、煙突男シンポジウム参加の旨などを記載。4月11日(月)締切。
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