全国から強豪スイマーが集うJOCジュニア五輪杯に、この春、初出場。50mの自由形とバタフライの2種目に出場し、大舞台でベスト記録を更新した。
上平間にあるNECグリーンスイミングクラブの選手コースで練習に励む松本さん。水泳は0歳から母と一緒にベビースイミングで始めた。小学1年生でコーチに誘われ選手コースで腕を磨くように。それでも、目指した全国大会には6年間、あと一歩届かなかった。
転機になったのは、昨年12月、神奈川県選抜に選ばれ同世代の選手たちと合宿に参加したこと。「遅い方だったけど、何とか追いつきたい。もっと速く泳ぎたい」。練習にも力が入るようになった。
最後のチャンスとなった県学童学年別大会でその成果は結果として表れた。自由形とバタフライで初めて標準記録を突破。小学生最後の大会で全国出場を決めた。
大会出場を期に高校生もいる上位のチームに参加。週6日、さらに上を目指し練習に励んでいる。
目標は、ジュニア五輪杯はもちろん、全国中学校水泳競技大会への出場だ。「もっと練習してレベルを上げたい。できるなら、4種目泳ぐ個人メドレーにも挑戦したい」と前を向いた。
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