テニスの川崎市民選手権男子中学生の部が5月8日、富士見テニスコートで行われ、今井中学校2年の松本貢(こう)さんが初優勝を飾った。
男子中学生の部には、市内から6人が出場。3人ずつに分かれリーグ選を行い、1位同士で決勝を戦った。松本さんは、リーグ戦で西中原中の選手に6―1、登戸サンライズの選手に6―3で勝利し決勝に進出。3セットマッチで行われた決勝では、桐光学園中の選手を6-1、6ー2のストレート勝ちで勝利を掴み取った。
フォアハンドの強打が特徴の松本さん。この日はファーストサービスが好調で、常に主導権を握り相手を翻弄した。「昨年はコロナの影響で出場できなかったので、絶対に勝つという強い気持ちで試合に臨んだ。優勝できて本当うれしい」と喜びを語った。
父の教え守り
等々力テニスコートを練習拠点にするクラブチーム「チームエスぺシャリィ」に所属する松本さん。チーム代表で元テニス選手の父・哲浩さんから指導を受けている。テニス教室に通いながら、2歳からラケットを握り練習を続けてきた父と息子。「優勝できたのは父のおかげ」と感謝の言葉を口にしていた。
哲浩さんは「優勝をバネに、関東や全国レベルの大会でもいい成績を出せる選手になってほしい」と今後の活躍に期待を込めた。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|